色覚異常と色覚補正レンズの話 パート2
2019.02.19 Tuesday
こんにちは
Winkアオヤギ北浦和店です。
前回に引き続き色覚異常と色覚補正レンズのお話です。
まず、おさらいに色覚異常とそうでない場合の見え方の比較の写真を何点かweb上で拾ってきました。
レゴブロック
おすし
花畑
正常な色覚の人からしたら「さすがに自分で気がつくでしょ!」と思うかもしれません。
でも産まれてから一度も一般的に正常と言われる見え方をした事が無いのですから気づきようがありません。
そもそも色覚異常の人にこの見え方比較が合っているのか確認してもらう事が出来ないのであくまでもイメージになってしまいます。色覚異常がある方は正常な見え方を体験する事が不可能な為、あくまでも理論上、光学上はこう見えているはずというイメージにせざるをえません。
明治安田生命の介護についてのページにわかりやすい参考画像があったのでリンクを貼っておきますので良かったら擬似体験をしてみてもらえたらと思います。
色覚異常の見え方 (←クリックでHPに移動)
色覚補正レンズは「正常に見せるレンズ」ではなく、「今まで同じに見えていた異なる2色の違いを判別可能にするレンズ」です。
正常に見えるわけじゃないなら意味が無いのでは?
そう思われる方も多いと思いますがそれは違います。
これはあくまでも例えですが映画でよくある時限爆弾の解体シーン
どちらかを切ると爆弾が止まりますが逆を選ぶと爆発するという定番のパターンです。
赤と青が全く判別できない人は例え訓練しても、赤が正解という知識があってもどうにもなりません。
でも違いがわかれば人の説明も理解できますし正常な見え方とは違ってもどちらが赤でどちらが青かは判別出来ます。
色覚補正レンズを使用すると色の見え方のバリエーションが増える
それぞれの違いがわかれば出来る事が飛躍的に増えます。
爆弾の解体をする事は無くても「赤いのとって」と言われて赤い方を渡すことが出来ます。
少なくとも「違いがわからないので出来ません」とか「違いがわからないので適当に選びました」なんて事はなくなります。
「同じに見えるわけじゃないのか・・・」
と、ガッカリしてしまう方も少なくはありません。
しかし、今まで知らなかった世界を見れた事で大きく生活が変わる方も居ます。
ご相談はお気軽にしていただいてかまいません。
是非 Winkアオヤギ北浦和店にお問い合わせください
048-882-5620