高価な値段には理由がある。 こだわりの国産メガネ 「ディテールグラム」
2019.01.19 Saturday
こんにちは
メガネのアオヤギ北浦和店のバンザイと申します。
本日より、このブログで当店アオヤギに置いてある商品の魅力を存分にPRして行きたいと思います。
栄えある第一回は国産メガネブランド「ディテールグラム」を紹介したいと思います。
まず始めに「ディテールグラム」というブランド、一般的な知名度は正直なところかなり低いと思います。
眼鏡屋歴12年の私もこの「メガネのアオヤギ 北浦和店」に来るまでははっきり言ってまったく知りませんでした(汗)
そんなディテールグラムですがはっきり言ってかなり高品質です。(お値段もややお高めですが)
その中でも私が特に気に入った部分を2つ紹介します。
画像
まず、第一に
前枠部分に施された フラット七宝 です。
フラット七宝は自動化された機械作業ではなく職人がいくつもの工程に分けて色を塗り重ねて作っています。それによって薄い金属の表面に独特な質感を与えると共に安いメガネでよく行われる印刷や少ない工程でのいわゆるドボ漬けの塗装と違って剥がれにくいカラーを作り出しています。
この表面処理で手を抜くと、新品の状態だとわかりにくいですが数年、ひどい場合は数ヶ月でカラー剥がれとなって現れてしまう為、高品質なメガネはこの工程にものすごく手間をかけています。
そして2つめに
βチタン材を使ったホールド感の良いテンプル(メガネのツルの部分)です。
通常のチタンより弾力性のあるこの素材ですが正直に言って素材の良さを上手く使えている商品は多くありません。
適度な幅やホールド感が無ければ逆にメガネが押し出されて下がりやすくなってしまったり
素材のバネ性に頼りすぎて強度を維持できず折れやすかったりと素材の良さを殺した設計のメガネが残念ながら多数存在します。
ディテールグラムのテンプルは絶妙な素材の厚み、メガネの幅で実にここちの良いホールド感を作っています。
現在、メガネ屋歴12年、毎年1〜2本のメガネを作っていますが実は文句無しの掛け心地といえるブランドはたったの2ブランドしかありません。
何を隠そう、その内のひとつがこの「ディテールグラム」
構造がシンプルな分、掛かり具合の調整や万が一の時の修理も安心して任せられるオススメブランドです。
もし興味のある方は是非、メガネのアオヤギ北浦和店にご相談ください。
次回は、シンプルなのにオシャレで高品質、しかもお値段も比較的手頃なあのブランドをご紹介します。