ICRX NXT レンズ史上最強のマテリアル
2021.02.22 Monday
こんにちわ!
WINKアオヤギのバンザイです!
皆さんはサバイバルゲームという競技をご存知でしょうか?
主にエアガンとBB弾を使って行う、おおむね20世紀以降の銃器を用いた戦闘を模す日本発祥の競技です。
敵味方に分かれてお互いを撃ち合い、弾に当たったら失格となるのが基本的なルールです。
しかし統一されたルールは存在せず、グループや大会、フィールドごとにルールは異なります。
エアガンとはいえ眼球にBB弾が直撃すれば失明させる恐れがある為、メーカーの説明書や遊戯銃雑誌では、エアソフトガンを使用する場合、ゴーグルやシューティンググラスなどの保護具の着用を推奨している。サバイバルゲームでも、参加条件の一つとして保護具の装着がレギュレーションに盛り込まれています。
本日はサバイバルゲームを行う方、そして実際の軍事的な運用にも大きな支持を得ているレンズ素材、ICRX NXTを紹介させていただきたいと思います。
◎一般的なプラスチックレンズとNXTは何が違うのか
【1】NXTはプラスチックレンズの中で最も割れにくい丈夫なレンズ
絶対に割れないというと語弊がありますがNXTは極めて割れにくい素材です。
アメリカ陸軍のアパッチ戦闘ヘリのウインドウに採用された素材で歪みが無く、クラックが入らないのが特徴です(1mの距離から厚さ3cmNXTブロックに発砲しても貫通せず素材にクラックが生じない)
穴をあけてネジでレンズを固定するタイプのリムレスフレームにもオススメ
【2】NXTはレンズ素材の中で比重が一番軽い
NXTレンズの比重は1.11
一般的なメガネレンズの屈折率1.67(比重1.37)、1.60(比重1.32)、1.50(1.32)と比較しても際立って軽い素材です。屈折率1.53と薄型レンズではありませんが仕上がりは見た目よりかなり軽く感じます
【3】NXTは経年劣化が非常に少ない
経年変化が少ない為、長期間使用しても黄ばみや色抜けが少ないです。
(ポリアミドやポリカーボネートは経年劣化しやすい)
【4】NXTは光学的に優れている
NXTはポリカーボネート等の短時間で成形するインジェクション方式と違い、キャスティングという製造方法で作られており、インジェクションでの製造時に発生してしまう素材注入口付近の歪みが発生しません。そういった歪みによって「長時間掛けると疲れる」、「黒い文字が滲んで見える」という違和感を生じるリスクを回避できます。(アッベ数45)
【5】NXT耐薬品性で優れている
一般的なスポーツサングラスのレンズ素材であるポリアミド、ポリカーボネートはそれぞれ耐アルコール、耐アセトン・ガソリンの性能が欠点ですがNXTは一般的なプラスチックレンズ素材のCR-39と同じ取り扱いで大丈夫なのでメンテナンス性も優れています。
この様に非常に利点の多い素材がNXTです。
下の表でポリカーボネート素材と比較できますので是非ご覧ください。
通常店舗では困難な ”段落ち” ”ベンチレーション” という難易度の高い加工もメーカー対応可能、製作範囲も比較的広いので今までサングラスへの直接度付きが難しかった方ももしかしたら対応できるかもしれませんのでお悩みの方は是非ご相談ください!
以上!WINKアオヤギのバンザイでした!